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2008年10月14日放送
愛知 新城市産 里芋
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粘りが強く、もちっとした食感が特徴です。

食材のご紹介
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JA愛知東 新城営農センター
中島 宏太さん

新城市のさといもは、形が丸く粒が揃っているのが特徴で、旧八名郡八名村(現在は新城市)で栽培が始まったことから「八名丸さといも」と命名されました。昭和20年頃から栽培されていますが、最初は偶然の変異から丸いいもが多く出たことが始まりでした。その中から選別を繰り返して、より丸芋率の高い種芋を増やしていったのです。

それ以来、新城市の特産品として親しまれるようになったのですが、一番の魅力といえるのが食感の良さです。ホクホクというよりも、粘り気があってモチッとしているんです。ねっとりとなめらかな舌触りが自慢ですね。また、煮くずれしにくいのも大きな特徴で、煮物やおでんにも最適。八名丸そのものの美味しさを楽しむなら、皮ごと蒸して生姜醤油で食べる「キヌカツギ」もおすすめですよ。

現在、新城市のさといも農地は約7ヘクタールほど。「いや地」といって毎年同じ場所で連作が出来ない作物のため、作付けする農地は回さなければいけません。美味しいさといもを育てるためには、同じ農地では3年に1度が限界。出荷量は限られますが、八名丸ならではの味わいを知ってもらおうと試食会などを行って普及活動も進めています。


産地のご紹介
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八名丸さといも生産者
櫻井 康雄さん

八名丸は最盛期を迎える7月中下旬になると、背丈が約150cmほどまで育ちます。畑に入ると頭のてっぺんまで隠れてしまうほど。そして、葉は茎に対して直角という特徴があります。その方が、丸いさといもが付くのです。種芋生産の場合もし茎に対して葉が斜めだったら、思い切って引き抜いてしまいます。成長中でもきっちりと選別することで、八名丸の系統維持を行っています。

収穫は、お盆を過ぎた頃から始まります。この頃はまだ根がしっかりと張っているので、掘り出す作業だけでひと苦労です。その日の収穫が終わると、土を落としたり、こぶ付き状のいもを1つ1つ丁寧にばらしたり、夫婦2人の手作業ですので出荷準備が終わるのは深夜になることも少なくありません。

もちろん楽な仕事とは言えませんが、栽培方法の改善や品種の維持、収量の拡大など可能性も十分あります。部会の生産者仲間との意見交換も、つい熱が入りますね。最近では、うちの畑で小学校の学習会の芋掘りをしました。子どもたちと触れ合いながら八名丸さといもの魅力を伝えるのも、生産者としてやりがいを感じています。

【PROFILE】
1941年、愛知県名古屋市生まれ。2002年3月に、永年務めた新城設楽農林水産事務所の新城農業普及課長を定年退職。その後は、家業の農業を継いで現場に立つ生産者となった。現在、八名丸さといも部会会長も務める。


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