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2008年11月04日放送
岐阜 各務原市産 にんじん
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色鮮やかで甘みたっぷりなのが特徴です。

食材のご紹介
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岐阜県 岐阜地域農業改良普及センター
中沢嘉人さん

岐阜県内のにんじん生産量の9割以上を誇る、各務原市鵜沼地区。全国でも数少ない二期作の産地で、時期を分けて春夏にんじんと冬にんじんを生産しています。平成19年度の販売量は約4,200t。1ケース10kgですから、その数は420,000箱。岐阜県を代表する農作物と言えます。

栽培の特長として、12月中旬から種を蒔く春夏にんじんは、畑一面がビニールトンネルに覆われます。温度調節ができるので、寒い冬もしっかり育ってくれるのです。収穫は、立夏の前の5月上旬から。一方、冬にんじんは、8月はじめから種を蒔き、11月上旬の立冬の頃より収穫が始まります。この地区で二期作が始まって40年以上になりますが、連作に耐えられる土づくりは大きな課題でした。そこで、化学的な農薬や肥料の削減に取り組み、安定して生産できる栽培技術が定着しました。それは、食の安全や環境面でも評価され、平成16年には「ぎふクリーン農業」の登録も受けました。

そんな各務原にんじんは、地元の岐阜をはじめ、名古屋、北陸の市場に出荷されています。農家で箱詰めして集出荷所まで届けられたにんじんは、必ず予冷施設で保管されます。こうすることで、新鮮さをより長く保つことができるのです。消費者のみなさんに美味しく味わっていただくためのちょっとした工夫です。


産地のご紹介
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にんじん生産者
土屋栄治さん

このにんじんは、今年私が育てた冬にんじん。毎年8月はじめから種蒔きが始まって、11月上旬の立冬の頃より収穫と出荷作業で忙しい日が続きます。今年は、ちょうど種蒔きの時期に全国各地で大雨が降ったでしょう。ウチの畑も大変で、植えたばかりの種が雨水で一気に流されてしまったんです。しかも、水の浸食で畝まで崩れてしまって。でも、こんなに形良く揃って育ってくれると、これからの出荷作業が楽しみになりますね。

仕事で最も気を遣うのは、播種して発芽するまでの1週間。特に、冬にんじんは、水不足が心配な時期に種を蒔きますから、無事に芽が出てくれるまでは少しも安心できません。美味しく育てるには、土作りも大事。各務原市は、春夏と冬の二期作ができる全国でも数少ない産地なのですが、もともとの土壌が優れているんでしょうね。それを生かすためにも、肥料はできる限り有機肥料を使うのが大切なことです。

にんじんは、独特な匂いが苦手と敬遠する人も多いんですが、ここのは匂いも少なく甘くて食べやすいのが自慢です。味噌汁とか炊き込みご飯に入れると、これがまた美味しいんですよ。

【PROFILE】
1948年、岐阜県各務原市生まれ。各務原市園芸振興会にんじん部会の部会長。「色鮮やかで肌ツヤがいいのが新鮮だよ」と気さくな人柄で、にんじんの他にだいこん栽培も手がける。


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