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2009年03月17日放送
三重県 南伊勢町産 あおさ
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磯の香りと鮮やかな緑が特徴です。

食材のご紹介
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南伊勢町役場 産業振興課
山本 誠樹さん

南伊勢町は、三重県度会郡の南部に位置し、熊野灘に面して東西に広がる、海と山に囲まれた自然豊かな町です。農業、林業、水産業の総生産額では、三重県で第1位。農業では「五ヶ所みかん」の産地として有名です。また、水産業においては、リアス式の海岸線が養殖に適していることから、県下でも有数の漁獲高を誇っています。

波の静かな五ヶ所湾では、あおさや鯛、牡蠣の養殖が盛んです。特に、山からの栄養分が流れ込み、塩分の濃度が低い河口付近は、あおさの養殖に適した汽水域。秋から冬の水揚げ時期には、青緑色の養殖網が一面に広がり、海の景色も見ものです。また、天然物の水揚げ量も豊富で、採れたての新鮮な魚介を味わえる食事処や、干物の販売店などもあります。

このように、農作物から水産物まで地産の食材が豊富なのが、南伊勢町の魅力です。産業振興課では、これを最大限に生かした町おこしにも取り組んでいます。地元産業を体験できる「五ヶ所湾体験ワールド」も、そのひとつ。約30の体験コースを用意し、地元の生産者と交流ができる機会を作っています。また、あおさや鰹のくんせいなど9つの産品を「南伊勢ブランド」として認定し、全国に向けた情報発信も積極的に行っています。


産地のご紹介
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あおさ生産者
城者 佳徳さん

あおさは、薄く柔らかい海草で、大きな波が立つとその勢いで海岸まで打ち揚げられてしまいます。春一番が吹く頃には、あおさの時期もそろそろ終わり。だいたい1月・3月までが水揚げシーズンです。この仕事に就いたばかりの頃は、一番寒さの厳しい時期のこの作業が本当に辛くてね。でも、今では当たり前。50年以上も続けていますから慣れたものですよ。

作業としては、養殖網の下に専用網をすべり込ませて、ひと網ずつ竹棒でこそげ落としていきます。機械を導入している地域もあるようですが、私は全部手作業。180・200枚ぐらいの養殖網がありますが、海での作業は私1人でこなします。収穫したあおさは、丁寧に洗って脱水してから、天日干し。出荷までの作業も大変です。今では、機械乾燥がほとんどのようですが、五ヶ所湾の生産者は全員、昔ながらの天日干しを続けています。

そんな苦労の甲斐もあって「南伊勢のあおさは、色鮮やかで磯の香りが全然違う」と嬉しい評判を集めています。質の良し悪しは、色を見れば分かります。色が良いのは、異物も少なく元気に成長している証拠。潮の満ち引きに合せて網の高さを調節するなど、天候や気温の変化にも気を配って世話をしながら、美味しいあおさを皆さんにお届けしています。

【PROFILE】
1942年、南伊勢町生まれ。中学の頃から家業のあおさ養殖を手伝い、現在は、南伊勢町内にある20軒の養殖農家の中でも経験豊富な大ベテラン。熊野灘漁協五ヶ所村支部では、管理人を務める。


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