-*-*-*-*-*-
2009年03月24日放送
岐阜県 海津市産 きゅうり
-*-*-*-*-*-

Photo[1]
みずみずしく、光沢があり、色鮮やかなのが特徴です。


食材のご紹介
Photo[2]
Photo[3]
Photo[4]
Photo[5]

岐阜県 西濃地域農業改良普及センター
小枝 俊仁さん

海津は、古くから施設野菜に取り組んできた地域です。最初は、トマトが中心だったのですが、連作障害や病気の発生により、別の作物をということで、きゅうりの生産が始まりました。昭和37年には「きゅうり部会」が発足。現在は「JAにしみの海津胡瓜部会」となって、42名の生産者が在籍しています。

きゅうりの発祥は、インドのヒマラヤ山脈にあるシッキム地方と言われています。高温多湿で育つことから、ハウスに入ると軽く汗ばむ暑さです。ところがこうした環境は、病気になりやすい一面も。そこで、空気を循環させる「撹拌扇」や、屋根の下のビニールカーテンを開閉するなど湿度管理を徹底。これは、農薬の削減にも繋がっています。

時代と共に、品種も随分変わりました、昔は「黒いぼきゅうり」から始まって、次に白い粉を吹いた「ブルームきゅうり」が一般的になりました。現在はワックス系といって、表面がツヤツヤ光る品種が主流です。このように、消費者のニーズに合う商品を送り出すことも、私たちの課題。今人気の「ちびきゅう(摘果きゅうり)」も、要望から生まれた商品のひとつです。


産地のご紹介
Photo[6]
Photo[7]
Photo[8]
Photo[9]

海津きゅうり生産者
安立 義克さん

まっすぐ形が良いきゅうりは、順調に成長している証拠。曲がってしまうのは、悪天候などが影響しています。黄色の花が咲くと、春なら約2週間ほどで収穫。私には8つのハウスがあるので、収穫をしたり、元気に育っているかチェックしていると1日があっと言う間です。春は、朝収穫しても、夜になればまた収穫できるほど成長が早いので大忙しです。

最初の苗作りは、かぼちゃを台木として、そこにきゅうりを接ぎ木しています。つまり、根の部分はかぼちゃなんです。根元を見れば、継ぎ目がすぐに分かりますよ。かぼちゃは、耐病性に優れていて、根を張る力も強く丈夫。そのため、きゅうりの生育がグンと良くなるのです。ところが、天気が悪く温かい日が続くと、どうしても病気になりやすい。日当たりや通気性を確保するために、古くなった葉を取り除いたり、栄養管理をしたり、毎日の気配りは欠かせません。こうして葉を触りながら観察して、実の生育をチェックしていれば、ちゃんと美味しく育ってくれますよ。

JAにしみの海津胡瓜部会では化学的な農薬や肥料の削減に取り組み、安定して生産できる栽培技術が定着しました。それにより、平成16年には「ぎふクリーン農業」の登録も受けました。

きゅうりは、ぜひビール漬けにして食べてみて。あっさりして美味しいですよ。5本ほどのきゅうりをななめ切りにし、ビール50ccと塩10gと砂糖を20g入れて1・2日置けば出来上がりと簡単です。


【PROFILE】
1953年、海津市生まれ。先代は、水稲や露地ナスなどを栽培していたが、自分の代で施設栽培に転向。現在は、部会長を務める技量の持ち主だが、最初は部会のメンバーに教わりながらノウハウを身に付けたという。


戻る
CBCトップへ

(c) 2000 CHUBU-NIPPON BROADCASTING CO.,LTD. (c) 2014 CBC TELEVISION CO.,LTD. (c) 2011 CBC RADIO CO.,LTD. (c) あきやまただし・CBC
携帯アクセス解析