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2009年05月19日放送
三河湾産 あさり
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身がふっくらとして、旨みがいっぱいです。

食材のご紹介
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東幡豆漁業協同組合
参事 鈴木 由也さん

愛知県のあさり漁は漁獲高日本一。とくに三河湾は、あさりの生育条件が整った干潟や浅場に恵まれ、古くからあさり漁が盛んでした。最近は、底引き網漁の漁師があさり漁に転向するケースも多く、東幡豆のあさり漁は年々活気を増しています。

過去には全滅の危機に晒されたこともありました。水中の酸素が欠乏する苦潮が発生して、例年400トン以上だった漁獲高は、わずか20トンまで落ち込んでしまったのです。これには私たちも頭を抱えるしかありませんでした。ところが、あさりは貝の中でも繁殖力が強く、海水の浄化力も高い生き物。干潟の環境は7・8年間(H7・H14年)かけて漁獲量が回復しました。現在は、豊川河口の六条潟から採捕した稚貝を放流したり、1人1日70kgまでの漁制限を設けるなど、私たちも積極的に資源維持に取り組んでいます。

また、東幡豆は潮干狩りも有名で、県内では入場者数トップです。毎年シーズンには多い日で1万人以上が訪れ、2008年は年間9万1千人以上もの来場がありました。潮干狩りの期間は、毎年2月・8月頃まで行っています。ぜひご家族、お友達と一緒に遊びに来ていただきたいですね。


産地のご紹介
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あさり漁師
尾崎 功さん

私は漁師になって早50年以上。底引き網漁の漁師の父の影響で、自然に漁師の道を歩んできました。父の引退後は、私が船頭を引き継いで。あさり漁を始めたのは、30年ほど前のことです。ちょうど東幡豆漁業協同組合が設立して、東幡豆のあさり漁が本格的に始まった頃でした。

漁は、干潮時間の2時間前から始まります。“腰まんが”という昔から使われている道具を使うのですが、150cmほどの竿に格子籠が付いたもので、紐で腰に固定して砂底を掘り上げていくのです。ひと掻きで採れる量は、多いと10kgぐらい。かなりの重さになるので、漁の仕事は本当に重労働です。全国にはポンプで吸い上げる漁法の産地もありますが、ここは昔ながらの伝統漁法が守り継がれています。

貝が閉じないぐらいに身がぎっしり詰まった東幡豆のあさりは、私たち漁師の誇りです。食感はぷりぷりとして、産卵前の4、5月頃は一段と柔らかさを増してきます。全国的に国産あさりが減少傾向の中、愛知県はとても恵まれた産地なんです。ぜひ、潮干狩りで採れたてを味わってみてください。自分の手で採ったあさりは格別に美味しいですよ!

【PROFILE】
1939年、幡豆郡幡豆町生まれ。底引き網漁師の父を持ち、自身も若い頃から漁師の道へ。その後、約20年ほど船漁を続けたが40歳からあさり漁に転向。現在は漁協の理事を務める。


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