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2009年07月07日放送
岐阜県海津産 甘長ピーマン
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苦味、青臭さが少なく、甘みがあるのが特徴です。

食材のご紹介
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JAにしみの 海津集出荷センター
伊藤 善博さん

甘長ピーマンは、ししとうやピーマンと同じ辛味のないトウガラシ類の野菜です。ほろ苦い味はピーマンに似ていますが、独特の風味と食感があります。そして名前どおりに、長細い形で、豊かな甘味が特徴です。

海津で栽培が始まったのは40年ほど前と聞いています。京都の「伏見甘長とうがらし」の種を導入して、生産者わずか7名でスタート。当時は馴染みの薄い野菜とあってなかなか売れず、ほとんど二束三文だったとか。収穫した甘長ピーマンを荷車に積んで、市場や販売店を回りながら売り込みをするという苦労もあったそうです。今では生産者の数128人。海津市は、甘長の主要産地として全国に知られるようになりました。

よくピーマンが苦手というお子さんがいますが、これなら食べられると評判も上々です。地元の小学校では、食育や地産池消の一貫として、給食に甘長ピーマンを使った料理が並ぶこともありますよ。ピーマンと違って種を取らずに食べられるので、調理が手軽なのもポイント。丸ごと素焼きで食べても美味しいですし、サクッと天ぷらもオススメです。


産地のご紹介
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甘長ピーマン生産者
加賀 正雄さん・和子さん

私は60歳までバスの運転手として働いてきました。定年退職してから家業の農家を継いだので、今はまだ勉強しながら野菜の世話をする毎日です。お母さんは私と結婚して以来、ずっとウチの農作業を手伝ってくれていたので私にとっては大先輩。とても頼りになる心強い存在です。

栽培の中で一番大変なのは受粉です。うまく受粉ができないと実に種が付かなかったり、形が大きく曲がってしまったり…。それを防ぐポイントは、ハウス内の気温を常に15℃以上に保つこと。気温が低い夜には、ハウスの中をさらに何重にもビニールで覆って保温して、受粉を妨げないように万全に準備をしておきます。どんなことも手間を惜しまなければ、美味しい甘長ピーマンがたくさん育ってくれるのです。

収穫は、3月末頃から10月上旬まで続きます。少しずつ気温が上がる6月頃は、ハウス内がサウナ状態。35℃にまで届く日もあります。あまりの暑さで仕事になりませんから、この時期は夜が明けたばかりの早朝5時前から収穫です。10時頃には引き上げて、同じように作業を終えた仲間が集まる近所の喫茶店で休憩タイム。ひと息ついたら自宅に戻って袋詰め。無理をせずほどほどに頑張るのが、私たちの元気の秘訣ですよ。

【PROFILE】
ご主人の正雄さんは、1948年海津市生まれ。60歳まではバスの運転手として勤め上げ、定年を機に就農。1951年羽島市生まれの奥さんは、農業歴30年以上のキャリアの持ち主。現在は2人で力を合わせ、年末から翌秋にかけて甘長ピーマン、冬は春菊の二毛作で忙しい日々に精を出す。


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