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2009年07月14日放送
三重県鳥羽産 岩がき
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甘みが強く、ふっくらとした畔蛸の岩がきは、夏かきとも呼ばれ、今が旬です。

食材のご紹介
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的矢湾あだこ岩がき協同組合 代表理事 北川 聡さん


 畔蛸町では、2001年から本格的に岩がきの養殖が始まりました。その以前から、京都の丹後半島や島根の隠岐の島まで視察へ出掛けて、準備を進めてきたのです。畔蛸町の漁業が低迷していく中で、漁師仲間の上野さんと「せっかくなら地元を活性化できることをやってみよう」と語り合って。そこで、昔から地元の的矢湾に生息していた天然の岩がきに目を付けたんです。

 ところが、岩がきを天然採苗で養殖するには、種苗をどうやって採ればいいのかという一番重要なことが分かりませんでした。そんな時に、岩がきの天然採苗の技術を開発しようと研究を進めていた秋田県の試験場と協力することに。私たちにとっては運命的なことでした。ホタテの貝殻を使う採苗器の作成から設置まで、様々な研究交流を重ねながら、ようやく養殖技術が形になったのです。

 ところが、畔蛸の漁師仲間に「岩がき養殖を一緒にやろう」と声を掛けても、簡単には分かってもらえませんでした。養殖を始めるには莫大な初期投資が必要。しかも試験的に結果が出ただけで、実際に生計が立てられるという保証はどこにもありません。でも私には自信がありました。最終的に覚悟を決めて集まってくれたメンバーは5人。そして2003年には、「的矢湾あだこ岩がき研究会」結成までこぎつけました。

 岩がきの出荷は、毎年4月1日から8月12日までと決まっています。頑固と思われるかもしれませんが、旬の最高に美味しい岩がきが届けられる期間以外は絶対に出しません。また“どんなに美味しい岩がきも、基本は安心、安全であってこそ”というのが、私たちの原点。収穫後は丁寧に貝を磨いて、紫外線殺菌の海水で18時間以上浸して滅菌。仕上げに一つひとつに産地を証明するタグを付けて、自慢の岩がきをお届けしています。

【PROFILE】
1953年、畔蛸町生まれ。あだこ岩がきの生みの親。バイタリティ溢れる人柄で、市場開拓やPR活動にも精力的。最近では、プロの料理人や料理雑誌にも数多く取り上げられるなど、注目を集める食材となっている。


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