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2009年08月04日放送
岐阜県 飛騨産 夏だいこん
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みずみずしく、甘みたっぷりなのが特徴です。

食材のご紹介
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飛騨地域農業改良普及センター
小川幹夫さん

岐阜県では、年間を通して各地でだいこん栽培が行われています。夏だいこんの主産地は、高山市の朝日町と荘川町。栽培が本格的に始まるのは5月頃からで、収穫は7月・10月中旬まで行われます。ハウスやトンネル栽培の春だいこんに比べると、露地栽培の夏だいこんは気候に左右されやすいのが特徴。栽培管理も難しくなりますが、圃場の様子を見ながら農家の皆さんの意見を聞いて、栽培方法の改良や対策に取り組んでいます。

また、山に囲まれた農村ならではのサルやイノシシの侵入も少なくありません。そのため、圃場にランプを設置したり、周囲をネットで囲うなど、農家の皆さんも様々な工夫をされているんですよ。

夏だいこんの主産地である朝日町では、主力の栽培品目を増やすために、新しい野菜の試作にも取り組んでいます。夏だいこん生産者の中野松浪さんの圃場では、ブロッコリーやレタス、ニンジンなどを育てていただいています。今のところブロッコリーの出来が抜群に良好です。これをきっかけに、飛騨地域の農業を一層充実させたいと考えています。


産地のご紹介
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夏だいこん生産者
中野松浪さん

私の畑は、宮之前団地という標高1300mほどの高冷地の農場にあります。天気の良い日は、北東に乗鞍岳、南に御嶽山を望むことができる自然に恵まれた場所です。今はあたり一面が畑ですが、昔は牛が放牧されていたんですよ。子どもの頃は、お米も満足に食べることができない時代でしたが、自分で土地を開墾して水田を作ったり、牛を育てたりして生計を立てていました。とくに野菜は、昔から色々栽培してきました。

なかでも、夏だいこんは、私が長年作り続けている品目のひとつ。夏でも涼しい気候なので、だいこんを育てるには最適な環境なのです。空気が良くて、水がおいしいから、自然と甘みも増すし、柔らかな肉質に育ちます。ハウスなどの設備は使わない露地栽培なので、自然現象の影響は避けられませんが、日頃から手をかけてやれば立派なだいこんが収穫できますよ。大事なのは、畝に生えてくる雑草を丁寧に抜き取ること。土壌の栄養分や水分を他に奪われないようにするんです。

一番忙しい収穫時期には、朝5時から畑へ出ます。獲れた分はその日に集荷場まで届けて、夕方は畑に戻って草取りをしたり、次の日の準備をしたり。こうして自然に囲まれて仕事をしていると、病気知らずで健康そのもの。最近では、ブロッコリーや紅しぐれ大根など新しい野菜の栽培を始めたのです。野菜作りの面白さ、いま改めて実感しています。

【PROFILE】
1927年、飛騨市朝日町生まれ。少年時代から、出稼ぎに出ていたお父さんに代わって畑仕事を手伝っていたそう。野菜のほかに、自ら土地を開墾して整備した水田では米作りにも着手。さらに家族で民宿を営み、自家栽培の野菜や米を使った料理で宿泊客をもてなしている。


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