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2009年09月29日放送
岐阜県 高山市丹生川産 あきしまささげ
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いんげんまめの仲間。さやの表面の紫色の美しい縞模様が特徴です。

食材のご紹介
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飛騨地域農業改良普及センター
中西文信さん

あきしまささげは、表面に紫色のしま模様があるのが特徴で、秋に旬を迎えることから“あきしま”と名付けられました。面白いことに、この紫のしま模様は、熱湯に通すと消えてしまいます。そこで、キャッチフレーズは“湯あがり美人”。茹で上がりは、鮮やかな緑色で、表面はつやつやに。シャキッとした歯応えも絶妙なんですよ。

飛騨地区を代表する伝統野菜のひとつにも数えられ、主な生産地は高山市と飛騨市で、中でも高山市丹生川町で総出荷量の8割を生産し ています。毎年、5月下旬頃になると各地で播種が始まり、収穫が本格的になるのはお盆頃。とくに夏場は実入りが早く、最盛期には徹夜をして出荷作業に励む生産者の方々もいらっしゃるほどです。

気候が次第に秋めいてくると、出荷シーズンも残りわずか。例年では10月中下旬頃ですが、初霜が降りると同時にその年の出荷は終了します。栽培が終わった圃場では、初夏までグリンピースなどの別品目の栽培していますよ。現在、あきしまささげは名古屋を中心に出荷されています。一見、個性的ですが、この美味しさをぜひ味わってみてください。


産地のご紹介
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あきしまささげ生産者
蓑谷良孝さん、田中明さん

あきしまささげは、紫色のしま模様を持ったちょっと変わった品種です。出荷用の箱に詰めると、模様の出方やサイズの違いがよく分かるのですが、ひと目見て「おっ!」と目を引くようなものを作りたいと思っています。どの莢(さや)もしま模様が均一で、大きさやサイズが揃っているものを育てる。それが、私たちのこだわりなのです。

莢のしま模様を美しくするには、日光をまんべんなく当てるのがコツ。そのためには、まず葉掻きを念入りにしてやることが大事なんです。葉が茂り合っていると、日光が当たらない部分に模様が出てきません。ところが、葉の掻き過ぎも禁物。光合成をする大切な部分だけに、株を弱らせてしまわないように、全体を見ながら摘み取ってやるんです。これを毎日怠らずに続けると、出来が抜群に違ってくるんですよ。

病気の予防も重要です。一度病気になると株ごと処分しなければならないことに。そうなる前に定期的な予防や対策が欠かせません。そして最後に、箱詰め時の選別を徹底します。莢の大きさや太さをできるだけ揃えて、汚れや傷みがないかを丁寧にチェック。手をかけて育ててきた分、箱の中にきれいに納まっているのを見るとしみじみと嬉しくなりますね。

【PROFILE】蓑谷良孝さん(写真左)
1955年、高山市丹生川町生まれ。1999年まではJAに勤めていたが、退職し専業農家を目指す。現在は、地元の特産であるトマトを中心にあきしまささげも手がけている。

【PROFILE】田中明さん(写真右)
1960年、高山市丹生川町生まれ。19歳で就農し、あきしまささげの生産が本格的に始まった1987年から参入。現在は、出荷用の栽培のほか種採りまで手がけ、伝統野菜の品種保存に努めている。


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