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2009年12月15日放送
三重県 尾鷲産 あおりいか
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濃厚で旨みたっぷりです。


食材のご紹介
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尾鷲漁業協同組合
仲本政史さん

尾鷲漁港は、熊野灘の潮流に恵まれた海産物の豊かな港です。水揚げされる魚種の数は200種以上。漁法は、定置網漁業を主に、真鯛の養殖やカツオの一本釣り、スルメイカの夜釣りなど多彩です。アオリイカを獲るのは、定置網漁業の漁船。なかには、昔ながらに餌木(えぎ)を使って釣り上げる一本釣り漁師もいます。堤防沿いを歩いていると、釣り糸を垂らしている釣り人の姿を見かけることがあるかもしれません。

定置網漁業では、アオリイカのほかにも様々な魚が水揚げされています。春はサバやアカイカ、夏はイサキやトビウオ、秋から冬にかけてはブリやヤリイカ。その漁獲高は、漁協全体の半分以上を占めています。1980年頃までは、カツオの一本釣りやイワシやマグロのまき網漁業が盛んなことで有名でしたが、現在の主力は沿岸漁業に変わりました。

こうした変化は、尾鷲の気候や地形が生かされた結果かもしれません。ここは、年間を通して雨が多く、漁港のすぐ近くには自然豊かな山々が迫っています。大量の雨水が山肌をつたい、美しい清流のまま海に流れ込むことで、沿岸が自然の栄養分をたっぷり含んだ最高の漁場になっているのです。しかもここは、熊野灘でもとくに入り組んだ内湾。好条件に恵まれた環境だからこそ、海の幸も自慢の逸品揃いです。


産地のご紹介
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アオリイカ漁師
水谷彰孝さん

定置網漁業は、沿岸から沖に向けて漁網を固定して、魚の群れを網の中へ誘導して獲る方法。潮の流れや魚の群れを見つけて網を仕掛ける漁とは違って、いわば“待ち”の漁業。魚の機嫌と潮に任せておくんです。だから、獲れる魚の種類も量も、日によってさまざま。それが面白いところで、今日の成果はどんなもんだと期待しながら漁へ出ます。

出漁するのは午前3時か4時頃。外はまだ真っ暗です。だんだん夜が明けると同時に、仕掛けた網を引き上げます。アオリイカは1年生の魚。産卵期の秋には、前年に生まれたイカが網に掛かるのです。だから、その年の気候や海の状態によって、サイズが大きくて数も多い年があれば、具合の悪い年もある。でも、肉厚だし、甘いし、食感がいい!この三拍子が揃っているから、イカの中でもとくに重宝されています。

漁の楽しみは、船の上で食べる朝ご飯。水揚げした中からセリに出せない魚を材料にして、刺身や汁物を作るんです。アオリイカを刺身にして食べることもありますよ。それと、魚の旨みが染み出した大敷汁も最高です。大きな漁網を敷いて獲った魚を適当に入れて作ることから、その名が付いた漁師ならではのまかない料理。獲れた魚が旨いと、さっそく次の漁に向けて期待が膨らむね。

【PROFILE】
1953年、尾鷲市天満裏生まれ。中学校卒業後から一本釣り漁師の父のもとで漁業を学び、その後、定置網漁業に転向した。先代から漁船名を受け継いだ「功漁丸」の舵を取り、従業員の漁師8名とともに漁に励む。


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