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2010年01月26日放送
岐南町産 徳田ねぎ
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柔らかくて癖が少なく、根から葉までおいしく食べられるのが特徴です。


食材のご紹介
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JAぎふ岐南支店 徳田ねぎ担当
石田崇充さん

岐南町での徳田ねぎ栽培は古く、地元の文献を紐解くと、大正から昭和の初期にかけてが始まりと記されています。徳田ねぎの改良に取り組んだ中心人物は、当時、徳田村(岐南町の西)に土地を有していた豪農・高見五左衛門。海部郡神守村越津の「越津ねぎ」が評判だと知って、徳田に持ち帰り、熱心な改良の末に徳田ねぎの原型を完成させました。

甘み豊かな白根が長いだけでなく青い葉も柔らかで、まるごと利用できるのが自慢ですが、育てるには時間も手間も一般のねぎ以上にかかります。徳田ねぎは、枝分かれが旺盛なため、播種後、ある程度成長したら移植し、さらにもう一度定植し直す作業が不可欠。また、白根がより長くまっすぐ伸びるよう、生育を見ながら3回土寄せをしています。

現在、徳田ねぎの出荷組合43名の生産者さんが栽培、種の自家採取も行っています。一方、私たちも、今後本来の形質や食味が損なわれてしまわないように系統の優れたものを選抜し、産地と二人三脚で種の保存に努めています。徳田ねぎは、岐南町のマスコットキャラクター「ねぎっちょ」のモチーフにもなっています。町自慢の特産品です!


産地のご紹介
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徳田ねぎ生産者
葛谷和彦さん

徳田ねぎは、ほとんどが秋蒔き栽培で、翌年の11月〜3月に収穫します。一部、春撒きもありますが、じっくり時間をかけて育てるのが特徴です。白根を主に食べる関東産の「根深ねぎ」や、葉を食用とする関西産の「葉ねぎ」と比べると、徳田ねぎは白根の部分が長い上に、葉の部分が柔らかいのが特徴。両方の良さを兼ね備えた万能選手です。

収穫は、専用のスコップで根元を掘り起こしながら抜いていくのですが、寒さの厳しい時期で、なかなか骨が折れる仕事です。私と家内と母の3人で収穫作業をすると、350kg積みの軽トラックの荷台はいっぱいに。母は85歳ですがまだまだ現役です。出荷準備は、自宅の作業場で行います。一本ずつ土のついた皮を剥いて、仕上げにタオルできれいに拭いて。こうやってお化粧してやってから、結束して出荷箱へ詰めるんです。大事に育ててきたから多少時間が掛かっても手作業で丁寧にね。

生産農家には、出荷以外にももうひとつ大切な仕事があるんです。それは種継ぎです。徳田ねぎは、飛騨・美濃伝統野菜に認定されている歴史ある野菜。代々受け継がれている種を守るために、各農家が自家採種しているのです。一部ねぎを畝に残したり、育ちの良いものを選別して植え直して、ねぎ坊主が出るのを待って春先に種を採っています。こうして徳田ねぎの種を守ることも大切な使命だと思っています。

【PROFILE】葛谷 和彦さん
1944年、岐南町生まれ。岐南ねぎ出荷組合会長。徳田ねぎの生産農家に生まれ育ち、幼い頃から畑仕事を手伝いながら過ごしたそう。岐南町役場で定年まで勤めた後、2007年より家業を引き継ぎ現在に至る。


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