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2010年03月02日放送
豊橋産 黒潮牛
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やわらかく、ジューシーな肉質が特徴です。


食材のご紹介
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JA豊橋 営農部畜産課
吉田 良さん(左)
JAあいち経済連 畜産部養牛担当
後藤 隆宏さん(右)

黒潮牛は、お母さんに乳用種のホルスタイン、お父さんに黒毛和種をもつ交雑種。ホルスタインのように体が大きく、黒毛和種のように優れた肉質を備えた、まさにいいところ取りの牛です。豊橋管内での交雑牛生産は、古くから酪農が盛んだということが背景にあります。お乳を出すためにはお産が不可欠。そこで、黒毛和種を掛け合わせ、生まれた子牛は肉用牛として肥育されてきました。これが黒潮牛の原点です。

本格的な銘柄化が進められたのは、2002年。ちょうどBSE問題で牛肉の不振が続いていた頃でした。このままではいけない。日々危機感を実感する中で、交雑種を肥育している生産者で「黒潮牛研究会」を発足しました。それと同時に、専用飼料の開発や、生産履歴の管理システムの導入へ着手。そして、実際に育てている生産者みなさんも、並々ならぬ意欲を注いでいらっしゃいます。これまでよりもっと、安心安全でおいしいものを作ろうという意気込み。これはどこにも負けません。

現在、月に一度、販売店での試食販売を行っています。僕らふたりと、その日試食していただく牛肉の生産者の方と3人で、店頭に立つのですが、ある日、一人のお客様が「この肉は他と比べものにならんぐらいにうまいよな〜!知っとるよ〜、牛肉はいつもここでしか買わないんだ」と声を掛けてくださって。それが、言葉にならないくらいに嬉しかったのです。僕らは、もっともっと黒潮牛を認知して欲しいという思いだったので、心の中でガッツポーズしていました。

黒潮牛は、厳選された物のみの高い肉牛にしか認められません。それだけに、出荷数は限られますが、品質の良さはお墨付きです。脂の刺し具合も、高級銘柄の黒毛和牛にも匹敵するきめ細かさ。まずは、シンプルに塩コショウで焼いて、その旨みをじっくり味わってみてください。自慢の黒潮牛は、豊橋市内のJAあぐりパーク食彩村や産直プラザ(二川・吉田方)などで販売中ですよ!


産地のご紹介
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黒潮牛生産者
彦坂 光広さん

【PROFILE】
1954年、豊橋市生まれ。黒潮牛研究会の会長。酪農学園大学を卒業後、豊橋酪農協で勤務。結婚を機に、先々代から続く家業の肉牛生産に就くことを決意。現在は、夫婦ふたりで切り盛りする忙しい日々だが、より多くの黒潮牛を出荷したいと意欲を燃やしている。

現在、黒潮牛を出荷している生産者は10軒。1軒につき常時200頭前後飼育していますが、黒潮牛になるには厳選された物のみというハードルが。そのため、実際には黒潮牛として認定されるのは出荷頭数の約5割。厳しい現状ですが、質の良い肉牛を育てたいという姿勢は全員同じ。目標は高く、肥育頭数の7割を黒潮牛として出荷できるようにしようと努力していますよ。

また、“生産者の顔が見える”ということもこだわりのひとつ。店頭に並ぶ時には、銘柄シールが貼り付けられているのですが、その肉牛を育てた生産者の顔写真が入っているのです。手塩にかけて育てた自慢の肉牛ですから、商品を通して私のことを知ってもらえるのは嬉しいこと。それに、生産者としての意識も引き締まります。今まで以上に質のよい黒潮牛を届けたい。そんな意欲がますます強くなります。

それに、どの牛も、縁あって私の牛舎へ来てくれた。だから、ストレスを与えないように、のびのびと成長して欲しいと思っています。毎朝えさをやる時には、風邪をひいていないかな?、何かしてほしいことはあるかな?と考えながら見回ります。掃除も毎日欠かせません。それから牛はね、背中や首の裏を掻いてやると、もっとやってくれという表情をするんですよ。私には、そういう反応がすごく嬉しい。牛たちのためにも、黒潮牛として評価される肉牛に育ててやることが私の務めです。


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