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2010年04月06日放送
関市産 エリンギ
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しっかりとした歯ごたえがあるのが特徴です。


食材のご紹介
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岐阜県 森林整備課技術支援担当
井戸好美さん

岐阜県内でエリンギの栽培が始まったのは平成9年ごろ。全国の産地も同じく、栽培の歴史はそれほど長くありません。もともとは地中海沿岸に自生するキノコで、ヨーロッパでは古くから食用としてポピュラーな食材でした。傘がしっかりしていて、柄が太く、他のキノコにはない歯ごたえが魅力。カリウムや食物繊維も多く栄養面でも優秀です。

さらに、比較的日持ちが良く、生産者にとっては無駄の少ない栽培ができるのも大きなメリット。育てやすさも兼ね備えているのです。県内の生産者は、現在4名。もともと岐阜県はキノコ栽培が盛んな地域で、ヒラタケなどを栽培していた施設をエリンギ栽培に切り替えて出荷している方がほとんど。現在の年間出荷量は40トンを超えています。

また、エリンギをはじめとするキノコ類は、農薬や化学肥料を必要としない農作物。雑菌や害虫などの対策も、掃除の徹底や温度管理など自然条件の調整で解決できるのです。とくに、エリンギに関しては、生産者全員が「ぎふクリーン農業」に登録し安全性の高さを伝えています。私の仕事は、キノコ全般の栽培指導。県内各地のみなさんと力を合わせ、良質なものを安定供給できるように努めています。


産地のご紹介
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エリンギ生産者
武儀きのこ園 桜井貞正さん

【PROFILE】
1952年、関市生まれ。二輪車部品の製造会社で勤務していた頃、ヒラタケ栽培の新聞広告をきっかけにキノコ栽培の道へ転向。現在はエリンギ専業で、県の年間生産量の約8割を占める主要生産者となっている。

私がキノコ栽培を始めたのは、ある日偶然目に留まった新聞広告がきっかけでした。それは、ヒラタケ栽培設備を販売する会社の広告だったのですが、一読するなり「やろう!」と決意。思いきって会社を辞め、ヒラタケの栽培を始めました。当時まだ24歳で、知識も技術も何もないゼロからのスタート。最初の3年間は、研究に明け暮れる毎日でした。

その後、今の栽培施設を立ち上げ、2004年からはエリンギ栽培に切り替えました。県内での生産は前例がなく初めての挑戦でしたが、新しい品種ということで余計に意欲が湧きました。ところが、温度も湿度も管理された室内栽培でも、出来のいい時とそうでない時が出てしまう。30年以上続けていても、満足できるものはなかなか簡単に作れません。

ただ、長年の経験から、じっくり手間をかければ良いものが育つことは分かっています。菌の接種から、培養、種菌の除去、発生にわたる各ステージごとに、ちゃんと気を遣ってあげること。そうすると、気難しいエリンギも、立派に育ってくれますよ。また出荷の際は、一袋200gずつ大小なサイズを組み合わせて袋詰めにしています。使う人のニーズや使い勝手の良さを考えて提供することも、ちょっとしたこだわりです。


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