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2010年07月06日放送
愛知産 知多牛
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知多の温暖な気候が育む知多牛は肉質がやわらかく、旨みたっぷり!


食材のご紹介
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知多牛肉牛部会 事務局
片山浩幸さん

知多半島は、北海道に次いで乳牛飼育数の多い酪農地で、その歴史は明治時代に遡ります。地元の名士、ミツカンの四代目中埜又左衛門が滋養と健康を目的に飼育したのが始まりと言われています。ところが、1979年頃から牛乳の過剰生産と消費量の低迷で生産調整が行われるように。酪農家の収入確保のため、乳牛のホルスタイン種に肉牛の黒毛和種を交配させる交雑種の生産が始まりました。これが現在の知多牛です。

交雑種は、純粋種の和牛と比べると肉質が霜降りになる可能性が低い傾向にあります。4等級以上が出るのは全体の2〜3割程度。それが和牛の場合、両親の血統さえ良ければ肉質は約束されたようなものなのです。交雑種の飼育に血統のお墨付きはなく、生産者がいかに飼育し飼料管理をするかが重要に。和牛に負けない良質な交雑種を作ろうという生産者の熱意や努力があってこそ、知多牛の品質は高まっているのです。

また、知多牛は、肉の旨み成分であるオレイン酸にも、研究、改良に取り組んでいます。つまり、味は有名なブランド和牛クラス、価格は手頃というのが魅力です。しかも、生産者が一貫して仔牛の出生から飼育、出荷管理まで把握する生産体制だけに信頼性の高さも強みです。現在は 45名の生産者が乳肉複合経営をしています。普及は地元の販売店や飲食店が拠点となり、知多半島の特産品として認知が広がっています。


産地のご紹介
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農業法人 黒牛の里 理事長
榊原一智さん

【PROFILE】
1960年、半田市生まれ。先々代が乳牛2頭から始めた酪農経営を継ぐと同時に知多牛の生産も開始。また、知多牛の溶岩焼をコンセプトにした焼肉レストラン「黒牛の里」を有志4人で経営。半田市内に3店舗展開している。

私は、知多牛の生産と酪農を本業にしながら、焼肉レストラン「黒牛の里」の経営にもたずさわっています。自分たちが一生懸命育てた知多牛を、地元の消費者にもっと味わってもらいたい。そしていつか、地元の誇りになるような一流のブランドに育てたい。そんな思いから有志の生産者4 人で、1998年にこの店をオープンしました。飲食業はもちろん全員素人。何から何までゼロからの出発でしたが、店は3店舗に増え、年間で約65,000 人のお客様にご来店いただけるようになりました。

今は、農場とレストランの往復の毎日。苦労は絶えませんが、ご来店いただくお客様の反応を見ると、自分たちの育てている牛が本当に認められつつあるんだなと実感しています。なかには、ブランド和牛の産地がある三重や岐阜から足を運んでくださる方もいるのですよ。

先日、大阪食肉市場で共励会が行われ、私の育てた知多牛がなんと最優秀賞に選ばれました。受賞するのは人生で初めて。長年ずっと肉質を良く育てるために試行錯誤してきましたから、その苦労が認められたのだと思うと大変光栄です。一般的には和牛よりも格下に思われがちな交雑牛。生産者としては不本意でなりません。和牛にも肩を並べる知多牛の素晴らしさを、交雑種の代表となって普及したいと思っています。


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