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2010年11月16日放送
白山町 伊勢天然鶏
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三重県津市白山町で育まれる「伊勢天然鶏」。
臭みがなく、ほどよい歯ごたえが特徴です。


産地のご紹介
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伊勢天然鶏本舗
樹神 修さん

私は、津市白山町山ヶ野の小高い山に小さな養鶏場を作り、伊勢天然鶏を飼育しています。鶏の飼育は、私にとっては趣味のひとつ。本職は造園業で、広大な山の土地を生かして、庭木を育てたり、住宅の造園や施設の緑化などを手がけてきました。ところが、時代の変化とともに庭を持たない住環境が増えたことで、造園の需要は次第に少なくなっていきました。

そんな折、伊勢天然鶏の開発にたずさわっていた旧三重県経済連(現JA全農みえ)の担当者から「この自然の中で平飼いをして欲しい」という依頼があったのです。それまで養鶏とはまったく関わりのない仕事をしてきましたから、最初は躊躇する思いもありました。でも、三重県の自慢となるような鶏を作りたいという担当者の強い想いに動かされ、夫婦ふたりでやってみようと腰を上げたのです。

鶏舎は、土地の一画をフェンスで囲い、一部に日よけを付けただけの造りで、自然により近い形での平飼いを実践しています。直に地面で育てるのは、消化のために砂を飲み込む習性がある鶏にとって好ましい環境。さらに、ヒナが入る前の鶏舎内は、雑草を生え放題にして、飼料以外にも鶏たちの大事な栄養源を用意しています。

伊勢天然鶏は、通常のブロイラーに比べて坪当たりの飼育数が少なく、飼育日数も長いのが特徴。よく運動するため肉のうまみ成分が増し、鶏肉特有の臭みを軽減する工夫もされています。現在、私たちの鶏は直接販売だけですが、親戚の知り合いや口コミで注文してくださる方が増えてきました。これからも時間や効率を惜しまず、広い土地と自然を生かして、楽しみながら続けていきたいと思っています。

【PROFILE】
1940年、愛知県豊田市生まれ。抹茶の原料となるてん茶製造を手がける家の次男として生まれる。造園関係の仕事に就いた兄に続き、修さんも造園業の道へ。2001年には広大な土地を生かし、伊勢天然鶏の飼育をスタートさせた。


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