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2010年12月14日放送
猿投産 はくさい
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愛知県豊田市猿投で収穫される白菜は、葉がしっかりと巻いて甘いと評判です。


食材のご紹介
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JAあいち豊田 猿投営農センター
安藤暢介さん

猿投のはくさいは、一般的な黄芯系の品種です。半分に割ると芯の部分が黄色く、葉がやわらかいのが特徴です。出荷期間は10月末から1月下旬まで。11月下旬には最盛期を迎え、1日の出荷量は2000〜2500ケースに上ります。猿投白菜部会のメンバー15名(2010年12月現在)が、ほぼ毎日朝から収穫作業に取り掛かり、夕方にはセンターへ出荷用の段ボールに入れられたはくさいが運ばれてきます。

出荷前には、残留農薬のチェック、生産履歴の回収や確認など、トレーサビリティを徹底しています。さらに、県の農業改良普及課との協力の下、「環境安全やろまいシート」を配布しています。シートには、喫煙は圃場内でしない、収穫用の刃物が混入していないかなどといったチェック項目を作り、安全確認の注意を呼び掛けています。この3つの取り組みが柱となって、安心・安全な農作物の出荷が進められているのです。

生産者が苦労して育てたはくさいが、万が一、出荷できないということにならないよう、私自身も日頃の指導やコミュニケーションを大切にしようと心がけています。その一環として、苗作りから定期的に圃場を巡回し、品種の選定や肥料や農薬使用のアドバイスなどに力を入れています。猿投白菜部会のはくさいは、安全・安心が自慢です。産地の愛情をたっぷり受けて、甘く、おいしく育まれています。


産地のご紹介
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はくさい生産者
吉田良吾さん(左)・清仁さん(右)

ウチは、祖父と私と息子の親子三代で、はくさい作りをしています。もとは大根農家で、はくさいに転向したのは2006年。どんな作物にも言えますが、自然相手の農業は、なかなか思った通りにはいきません。猛暑の年には、根張りが悪く、虫の害も多くて…。畑を見渡した時に、葉の緑色が一面に鮮やかで、高さが揃っていると、それは気持ちがいいものです。畑がきれいなのは、一つひとつがバランスよく育っている証拠だからです。

気候の影響だけでなく、連作障害が出ることがあるため、土壌診断も欠かせません。診断結果によって、肥料の量や種類を決めるのです。地元の酪農家の協力で、堆肥も活用しています。はくさいの栽培は、定植後の根張りが肝心。土の状態を整えることで、出来も格段に良くなります。農薬もむやみには使いません。営農センターの安藤さんが心強い相談相手です。

収穫時期には、1日に150〜200ケース出荷しています。収穫が終わると、次はスイカの作付準備に入ります。猿投白菜部会の農家は、夏にスイカの栽培をしている方が多いのです。農業は大変そうなイメージかもしれませんが、ウチは“無理をしても良いものはできない"という考え方。農業は、子どもを育てるのと同じで、ゆとりを持って楽しく育てるのがいいんです。はくさいの出来を見ながら、良いものが育つように考えながら仕事をする。それが私たちなりのこだわりです。

【PROFILE】吉田良吾さん(左)
1953年、豊田市生まれ。長年トラック運転手として運送業に従事。2000年から家業の農業に戻り、父と共に大根を栽培。その後、はくさい栽培に転向。息子の清仁さんも加わり、家族三代ではくさいとスイカの二毛作を手がける。

吉田清仁さん(右)
1977年、豊田市生まれ。幼少期から父・良吾さんの仕事の都合で静岡へ。建設業を経て、現在は祖父、父と共に専業農家に。休日には、お子さんが手伝いに加わることも。畑は家族の絆を深める場所にもなっている様子。


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