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2011年02月01日放送
田原市産 カリフラワー
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愛知県田原のカリフラワーは、実がしまり、歯ざわりよく、甘みがあるのが特徴です。


食材のご紹介
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JA愛知みなみ センター長
鈴木勝彦さん

田原市では、昭和40年頃からカリフラワーの栽培が始まりました。それまで渥美半島の主要作物は、麦や甘藷だったそうです。昭和43年に豊川用水が通水して以来、農業の近代化が図られ露地野菜(洋菜類)の栽培が盛んとなり、カリフラワーはキャベツやブロッコリーと共に一気に普及していきました。

カリフラワーの特徴は、加熱しても栄養の損失が少ないこと。生の状態で含むビタミンC量はブロッコリーの半分以下ですが、ゆでたものを比較するとほぼ差はありません。また、ブロッコリーよりも花蕾の粒が細かく、ホクホクとした独特の食感も個性的。最近ではユニークな品種にも注目が集まり、ピラミッドのような花蕾が集まった「うずまき」などの栽培も行われ、お客様からの注文も増えています。

主な出荷時期は、10月半ばから4月頃まで。とくに厳寒期の1月〜3月頃は糖度が増し、芯まで甘みが際立ちます。また、洋菜部会カリフラワー部門では、品質向上のために、毎年必ず品種選定を行い、出荷の際には目揃え会で各農家の出来をチェックしたり、栽培状況の報告や情報交換をしています。また、新品種の試験栽培にも熱心に取り組み、産地を挙げてカリフラワーの品質確保に努めています。


産地のご紹介
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カリフラワー生産者
立岩弘行さん

カリフラワーの栽培で一番苦労するのは、蕾の白さを保つこと。直接日に当たると、少しずつ黄味がかって変色してしまうのです。そのために、一つひとつを葉で覆って隠してやらなければならないのです。でも、カリフラワーの醍醐味は雪のようなこの白さ。手のかかる作業でも、こればかりは妥協できません。収穫作業も、玉のまわりの葉を丁寧に切り落としてから箱詰め。最後の調製まで美しく仕上げて出荷します。

収穫時期の心配は、急に気温が上がると花蕾の生育が一気に進んでしまうことです。蕾の硬いうちに収穫しないと、せっかくの苦労も水の泡になってしまいます。完璧なのは、花蕾の裾の部分が内側にしっかり食い込んで、玉全体がぎっしりと詰まって盛り上がっているもの。刈り取った切り口がべとついているのは、甘みが乗っている証拠です。とくに旬の時期は糖度が高くなるので、ぜひ食べてみてください。

私がカリフラワーの栽培を始めて、もう25年が経ちますが、いつまでたっても勉強です。自分の作るものに満足してしまったら、今以上のものはきっと作れなくなってしまうでしょう。だから、品種の研究開発に参加したり、より作業の効率化を考えたり、産地の視察に出かけたり、できることはとことん挑戦しています。ひと筋縄にはいかないからこそ、これから変わる可能性も秘めている。まさにロマンのある仕事です。

【PROFILE】
1951年、田原市生まれ。田原市洋菜部会カリフラワー部門。36歳でクレーン車の運転手の仕事を辞め、先代亡き後を継いで専業農家へ。最近は、他県への産地視察やメーカーとの品種研究、また新品種の試験栽培などに取り組み、カリフラワーの生産向上にエネルギーを注いでいる。


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