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2011年08月16日放送
津市産 千両なす
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三重県津市で収穫される千両なす・・・
色艶よく、やわらかいのが特徴です。


産地のご紹介
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千両なす生産者
乙部実さん

なすには、長なすや丸なす、水なすなど色々な種類がありますが、千両なすは15pほどの大きさで、卵のような曲線の形が特徴です。津市のなすと言えば、昔から千両なすが主流。これは気候や土壌に適した条件が揃っていたからではないでしょうか。なにせ、私が農業を始める前から、なすと言えば千両なすでした。果肉がやわらかく、みずみずしいので、地元ではよく漬物の材料にも使われます。炒め物や焼きなすにしても、とろけるようで美味しいです。

夏野菜と言われる通り、収穫時期は6月から9月上旬です。確かに、夏の千両なすは、みずみずしく美味しいのですが、「秋なすは嫁に食わすな」と言う通り、千両なすも秋になるとまた格別。昼夜の寒暖差が増す時期なので、実に甘さが乗るのです。実際に、秋なすを楽しみにしている消費者の方が増えているので、私を含め一部の生産者は、霜が降りる11月頃まで栽培を続けています。

なすは、栽培過程で傷が入りやすいのが困りもの。虫に食われてしまったり、肥料や水のやり方が不味いのなら、自分なりに工夫して改善できます。でも、傷ができる原因の多くは、風に揺れて実がこすれたり、ぶつかり合ってしまうこと。大きな台風が上陸するような時は、ある程度の被害を覚悟しなければなりません。傷が入るのは、露地で育てる以上は避けられないことです。でも、つやつやの傷ひとつないなすを収穫できる時の気分は、やっぱりうれしくて仕方がありません。

最近は、農家の仲間と一緒に、スーパーマーケットの産直売場で販売を始めました。以前は、収穫したなすをJAの集荷センターへ持っていくだけでしたが、今は、袋詰めにして、売り場まで運び、陳列の仕事もしています。売り場には、他の産地から仕入れたなすが安く売られているので、私のなすを買ってもらうのは簡単ではありません。でも、続けるうちに、リピーターになって選んでくださるお客様も増えてきました。買って下さる皆さんの存在が、私の大きな励みになっています。

[PROFILE]
1947年、津市生まれ。中学校卒業後、農家の父を手伝いながら勉強し、いろいろな野菜を育ててきた。今は、夏のナス以外に、春はキュウリ、冬は大根、白菜、キャベツなど、季節ごとに様々な品目を栽培している。


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