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2011年10月11日放送
津市産 しいたけ
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三重県津市でつくられる「しいたけ」、やわらかく、軸も食べられ、食感もよいのが特徴です。


産地のご紹介
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小宮きのこ産業 小宮正充さん

津市美里町周辺は、かつて原木しいたけの産地でした。生産者の数は20軒以上、年間の産出額は稲作を越える規模がありました。私の父も近隣農家と同じように、原木しいたけの栽培をしていました。私が家業を手伝い始めたのは、29歳の時です。それまではスーパーマーケットに勤め、仕入れ業務を担当していました。ところが、職場異動で、現場から離れたことで、やりがいを感じられなくなってしまったのです。

そこで、自分でなにか出来ないかと思うようになり、それならと思いきって会社を退職、父の仕事を手伝いはじめました。その後、昭和54年に独立して、小宮きのこ産業を設立。菌床栽培の設備を導入して、なめこの栽培を始めました。当時すでに、きのこ類の栽培は、菌床栽培が主流に。原木栽培に比べて収量が格段に多く、売上を伸ばすことができると全国的に普及していたのです。

ところが、自分の期待に反して失敗の連続。納得できるものが作れるまでに、3年間はかかりました。三重、長野、栃木など各地の林業試験場(生産地)に足を運んで、技術を教わりながら、原料や種菌について研究し、自分なりの栽培方法を見つけていきました。そして2005年頃には、需要の変化に合わせて、なめこからしいたけの菌床栽培に切り替えました。

大事なことは、施設、種菌、菌床の原料の3つをきちんと揃えることです。同じものを栽培しても、作る土地の風土や環境によって適した材料は違います。私の場合は、三重の松阪飯南森林組合から調達するおが粉に、国産のふすま、鳥羽のかき殻を加えて、菌床を仕込みます。原料はすべて自然のものです。また、収穫は、ひとつの菌床で2回と決めています。味が落ちる前に収穫をして、香り、食感ともに自慢のしいたけだけをお届けするのが、小宮きのこ産業のこだわりです。

※左上の写真は、小宮さん(左から二番目)と小宮きのこ産業の皆さんです。


【PROFILE】
1947年、津市美里町生まれ。29歳で脱サラをし、きのこ農家に。現在、地元のスーパーや農産物直売所などを中心に販売。毎朝、自ら各店舗に納品に出向き、商品の売れ行きや評判を聞き、良質なしいたけ作りに努めている。


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