-*-*-*-*-*-
2011年11月15日放送
岐阜県産 牛肉
-*-*-*-*-*-

Photo[1]
岐阜のブランド肉、飛騨牛は、肉質がやわらかく、甘みがあります。


食材のご紹介
Photo[2]
Photo[3]
Photo[4]
Photo[5]

吉田ハム営業部
坂尊仁さん

飛騨牛は、まず第一に黒毛和種であり、飼養期間の最も長い場所が岐阜県で、その期間が14ヵ月以上であること。さらに、日本食肉格付協会実施の枝肉格付で、5段階評価中3等級以上の評価を得たものと定められています。これは、昭和63年に設立した「飛騨牛銘柄推進協議会」によって決められたもので、個体識別番号によるトレサビリティや指定店制度といった流通体制の徹底とともに、銘柄の確立が進められました。

実は、こうした協議会による取り組みの以前から、吉田ハムでは「飛騨牛」を商標登録し、独自に銘柄化を進めていました。県内産の牛肉を地元の特産品として普及し、畜産業を元気にしたいという思いがあったからです。その後、協議会から銘柄統一の打診を受け、飛騨牛を県全体で盛り上げていくことに。さらに、銘柄認定には厳しいハードルが設けられ、確かな品質を供給する体制が整えられました。名付け親としては思い入れが大変深く、飛騨牛は現在も吉田ハムの看板商品です。

全国的にも知られる銘柄となった飛騨牛ですが、その美味しさの理由を挙げるならば、ひとつは水かもしれません。岐阜県は“清流の国”。自社の直営農場では、敷地内で汲み上げた地下水を与えています。この清らかな水が、牛を健康に育て、良質な肉を作り出す重要な役をしているように思います。吉田ハムでは、加工食品の開発も手掛け、レトルトタイプの飛騨牛カレーや飛騨牛ハンバークを作っています。気軽に楽しめる商品ですので、ぜひ一度ご家庭でお試しください。


産地のご紹介
Photo[6]
Photo[7]
Photo[8]
Photo[9]

吉田ハム 養老ファーム
中野輝史さん

私は、岐阜県養老町にある吉田ハムの直営農場で、牛の飼育をしています。飛騨牛は、肉の状態で評価が行われるため、私たちが農場で飼育しているのはいわば“飛騨牛の候補生”。枝肉審査で飛騨牛として認められるように育てあげなければなりません。そのため、まずは子牛の買い付けが重要になります。血統を吟味し、飛騨牛になりうる可能性を持っているかどうかを見極め、専門のスタッフが慎重に選んでいます。

買い付けた子牛は、農場で1年半以上かけて飼育し出荷となります。飛騨牛だからと言って特別な飼育をしているわけではありません。大切なのは、手間を惜しまず当たり前のことを徹底することだと考えているからです。良質な牛肉を作るには、牛の健康なしには考えられません。1日2回のエサやりの時間は、一頭一頭の様子を見て回る時間でもあります。表情はどうか、エサの食いつきはどうか、呼吸はどうか。すみずみまで確認して、小さな変化も見逃さないよう注意をしています。

牛を育てるという事は、私が考えていた以上に奥が深く、20年間経験しても同じ1日はありません。農場に子牛がやってくるたび、新しい出会いがあり、立派に育ててあげたいという気持ちになるのです。生きものを育てているという意識を、常に持ち続けたいと思っています。吉田ハムでは、毎年、慰霊法要祭を行っています。命をいただいていることに感謝しながら、皆さまのもとへ美味しい飛騨牛が届けられるように努力したいと思っています。

【PROFILE】
1973年、岐阜県下呂市生まれ。農業高校で畜産を学んだことをきっかけに、動物を育てる仕事に興味を持つ。卒業後、吉田ハムに入社し、生産部門にあたる養老ファームに配属。現在はファーム長として、4人のスタッフと共に牛の飼育に情熱を注いでいる。


戻る
CBCトップへ

(c) 2000 CHUBU-NIPPON BROADCASTING CO.,LTD. (c) 2014 CBC TELEVISION CO.,LTD. (c) 2011 CBC RADIO CO.,LTD. (c) あきやまただし・CBC
携帯アクセス解析